光ファイル(光ディスクファイリングシステム)

主として文書、図面、写真等のイメージ情報の保管・保存を目的に、主記録媒体として光ディスクを用い、情報の読取り、登録、記録、検索、複写を行なうシステム。

ディスクの記銀層にレーザー光を照射してピット(穴)をあけ、データとして記録する方式のものが主流である。読み取りは、記録するレーザー光の10分の1程度の弱いエネルギーでこのピットを電気信号のかたちで取り出しディスプレイ装置に表示する。

光ディスクには以下の 3 種類がある。

  1. ROM型( Read Only Memory Type )
    文字どおり「読むだけの記録」である。具体的には、音楽用CD、CDをコンピュータ用に使ったCD−ROM、レーザーディスク等がこれにあたり専用のデータ入力機器でなければ入力できず、電子ファイルには使用できない。
  2. 追記型( Write Once Type )
    これが電子ファイルに用いる光ディスクである。ユーザーの手で書き込むことができるが一度書き込んだデータを書き直したり消したりすることはできない。

    入力の際にキーボードによって、情報名、登録年月日、登録者名やインデックス等の検索データも同時に登録することが可能なので、目的情報をコンピュータで高速検索することができる。

  3. 書き換え可能型( Rewrite Type )
    何度でも書き込んだデータを消して別のデータを書き込むことができるタイプである。

また、「2.追記型」同様、情報入力の際にキーボードによって、情報名、登録年月日、登録者名やインデックス等の検索データも同時に登録することが可能なので、目的情報をコンピュータで高速検索することができる。

光磁気方式(光磁気ディスク)と相変態による方式の 2 方式がある。