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講演・展示会レポート
  ぶんしょ
【 寒川 文書 館 】を見学して

神奈川県寒川町が昨年11月にオープンした『寒川文書館』を見学してきました。

これは、「全国歴史資料保存利用機関連絡協議会」(全史協)関東部会の月例研究会として昨年12月20日に催されたものです。

『寒川文書館』は沖縄県北谷町に次ぐ全国で2番目となる町立の文書館として大きな注目を集めています。

 

 

当館は寒川総合図書館との複合館でICタグによる貸し出し管理など、図書館と文書館が一体化され機能面での融合が図られているようです。

(詳細は下記ホームページからご確認下さい)
寒川町のホームページ  ⇒ http://www.town.samukawa.kanagawa.jp/
寒川文書館のホームページ⇒ http://www.lib-arc.samukawa.kanagawa.jp/

説明をする高木主 査

【 5つの基本理念 】

1. 寒川の記録資料を後世に伝える文書館
2. すべての人々が利用できる開かれた文書館
3. 郷土愛と未来の創造に役立つ文書館
4. 行政の説明責任を果たす文書館
5. みんなが足を運べる文書館

この理念に象徴されるように市町村の公文書館に要求されることは「何か?」を突き詰め 単なる保存・利用に留まらず、郷土愛に根ざした未来創造へと目を向け、さらには開かれた自治体の果たすべきアカンタビリティ(=情報公開)を盛り込んだ文書館です。

みんなが足を運べる文書館 を目指して 】
  1. 「レファレンス」の充実
  2. 魅力ある「講座・講演・展示」の実施
  3. 協働のまちづくりの観点から「ボランティアと学校連携」を掲げ、開館準備の配架作業などはボランティアの皆さんにご協力いただき、また職業体験学習として町内の中学校の生徒に文書館の仕事を経験してもらっているそうです。
    このような地道な活動から将来の文書館職員が育まれるといいですね!
【 町史収集資料の概要 】
・古文書等 635件、約52,000点 → 約65万コマ撮影
  →紙焼製本:3,200冊  
・写真 約17,000枚  
・行政刊行物 約25,000冊  
・公文書 約200箱  
       
【 保存・活用 】

文書資料室

 

マイクロフィルム保存キャビネット

・ 燻蒸
・ マイクロ化
・ レファレンス
・ 普及活動
   

マイクロリーダープリンター

保存資料は中性紙の保存箱に詰められ電動移動ラックに整然と保管されています。

積極的な情報発信「さむかわ アーカイブス・ニュース」はこちら(PDF)
寒川文書館の案内パンフレットはこちら(PDF)

寒川町でのこの積極的な取り組みが、全国市町村の先駆けとなることを願いつつ、このレポートを結ばさせていただきます。

文書管理通信 Mail:info@ircd.co.jp
平成19年1月レポート 「文書管理通信」編集室 中村 信幸

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