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コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命− (医療と個人情報保護)

先週、やっとのことで、昨夏上映された「劇場版コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−」をネット視聴しました。興業収入93億円、歴代実写判(アニメ版とは違うという意味です)邦画第5位にランクインしているとのこと。テレビドラマは過去の3シリーズ全て見ていて、是非見たいと思っていたのですが、無料視聴サイトをなかなか見つけることができず、今になってしまいました。今回の編集室だよりを綴るにあたり、調べてみて気づきました。今週末(5/25(土)よる8:00〜)WOWOWで放映されるようです。

まず真っ先に感じたのは、最低でもシーズン3は見てから映画鑑賞をした方が良いということでした。内容てんこ盛りなので、事前に背景がインプットされていると、それぞれの会話・所作が瞬時に納得できます。そしてもう一つ感じたのが、医師を目指す純真な若者が増えるのかな、ということでした。多様な人間模様のそれぞれに感動的なものが散りばめられていて、各人の置かれている状況で違いはあれど、何等かの夢を抱いて映画館を出られた方が多かったのではないでしょうか。

私の現役時代は、医者の家系を除くと、山があるから登る、というのが多くの医学部受験生の考え方だったように思います。その後、以前であれば薬学部などを受験していたであろう女性が、多数医学部を受験し始め、合格レベルが様変わりしてきました。そして今は、医師本来の使命感を抱いて医学部を受験する若者が増えてきているのではないか、と感じています。

ところで、私は、生まれてからこれまで、医療分野に、(死生を彷徨わない範囲で)結構多方面にわたり直接関わった方ではないか、と思っています。幼少時から鼻づまりに始終悩まされ(大学時代に手術で改善)、学生時代はラグビーで手指を3回ほど骨折し、サラリーマン時代には医薬品や健康食品などの研究・製造や事業に多角的に関わらせていただきました。階段を急いで駆け上る最中に踏み外し、アキレス腱を切って一ヶ月間入院したこともあります。今は、遺伝に基づく本態性高血圧と付き合っています。

 医療関係ということで言うと、今一番感心を持っているのが、個人情報の扱い方に関して福島県伊達市が抱えている問題です。この編集室だよりの執筆過程で、震災に関して色々調べている最中(編集室だよりNo.40(2019/3/8)(「指差し 記号」の画像検索結果No41(2019/3/15) (「指差し 記号」の画像検索結果 に知りました。第三者を含めた「伊達市被ばくデータ提供に関する調査委員会」が立ち上がり、検討が始まったようです(「指差し 記号」の画像検索結果し、事実関係が見えにくいので、ここで詳述するつもりはありません。関係者の納得の下、利用可能なデータだけでも正式なものとして使えるようになれば、と思っています。感心ある方は次の2つのサイトをご覧ください。
○ https://dot.asahi.com/dot/2018122100068.html?page=1
○ https://japan-indepth.jp/?p=43900

最後に、一昨日から、テレビ朝日系で、開局60周年記念、5夜連続ドラマスペシャルとして、山ア豊子原作の『白い巨塔』の放映が始まりました。番宣には、「今回のドラマ化に当たって、原作で描かれた昭和30年代の設定を2019年に置き換え、目覚ましい進歩、変化を遂げる現代の医療・医学界を舞台に、人間ドラマを描いていきます」とあります。やや時代劇風な感じもしますが、楽しみたいと思っています。

 

[ps]
図書館に依頼していた「日本の地方政府 1700自治体の実態と課題」(曽我謙悟著、中公新書、2019/4/25)が手元に届きました。今まで殆ど知らない世界なので、実状を知るべく手配したものです。既に読まれた方、これから読む予定の方々、読後感などお寄せいただけたら幸いです。宜しくお願いします。私は、一読し、少し時間をいただいた後、感想をここで紹介させていただきたいと思っています。

 

「文書管理通信」編集委員見習い  樹令(いつき・れい)

2019年5月24日


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