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トップ 既刊号 > 特集 > 2 - 1.導入の契機と経緯

2.阿見町における統合文書管理システムの導入と現状

2 - 1.導入の契機と経緯

 

現時点の統合文書管理システムは、ファイリングシステム導入後の平成 1 5年11月(グループウェア導入は10月)に稼動開始し、既に1年半が経過している。

ただし 平成13年7月から平成15年6月までの間に 別のメーカーの統合文書管理システムを一旦は導入していたため、メーカーの違いこそあれ、統合文書管理システムとしての稼動期間は平成13年度半ばから現在までの約4年間と言って良い。

ファイリングシステム導入完了直後の平成13年度には既に統合文書管理システムが稼動しているのだが、導入当時の担当者の話から、平成11年度のファイリングシステム導入時点で、その先の統合文書管理システムの導入も企図されていたということであった。

従ってその意味で、紙文書のファイリングシステム導入と統合文書管理システム導入とは、情報公開という1つの契機によって、一体として導入が図られたと言っても過言ではないと思われる。このように既に先行導入されていたファイリングシステムからの流れの中での導入であったことと、また(ファイリングシステムの導入契機となった)情報公開への町長、議会の意識の高さが背景となり、予算の獲得も比較的スムーズであった。

情報 公開以外の導入目的として挙げられたのは、LGWANへの対応、紙文書の削除によるスペースセービング、事務効率をより高めることの3点であった。

導入に際しては、 ファイリングシステムの事務局である総務課文書法制係と、ネットワーク管理を担当する企画課との連携による体制で臨んだ。

なお他メーカーのシステムを先行導入し、その後現行システムに切り替えた理由は、「ファイリングシステムへの適用性の不足」、「使い勝手の悪さ」の2点であった。

 
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