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トップ 特集記事 > 2-2.5) 導入時の職員の反応

2.文書管理事務のコンピュータ化の試み
2-2.統合文書管理システムの導入
5) 導入時の職員の反応
 


“システムの変更に不平・不満はつきもの”と覚悟し、届いた不満の声こそシステムをより良くして行くための貴重な意見と受け止めました。

当市の導入基本方針として『システムに事務を合わせる』こととしたのは先に述べましたが、このことは少なからず職員には負担を強いたと思います。
例えば、従前の紙処理では認めていた「簡易決裁」(=余白処理、欄外処理)をシステム稼動と同時に一切許可しませんでした。これを認めるとどうしてもそちらに流れがちとなり、折角のシステムが形骸化してしまうからにほかなりません。

また同一業務でも合併以前の旧市の間で、処理手順の違いや、部署の特殊性から従前の処理に固執する現象がなかったとは言えません。しかしこの問題もメーカーを交えた職員との協議・分析が功を奏し、相違点、特殊性と思われていた事象も基本システムで賄えることが判明し、徐々に理解・協力を得ることができるようになって来ました。


 
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