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【 日本経済新聞 連載記事 】 のご紹介
 
“ドキュメント 挑戦”現代を歴史に刻む アーカイブズ 新しい芽
 
お見逃しの方は3ヵ月後、図書館に縮刷版が出ますので、そちらでご覧下さい。

文中で紹介した「日航アーカイブズセンター」は、2003年に羽田空港の「日本航空テクニカルセンター」の中に設置されました。このセンターがオープンされる少し前、ちょうど羽田空港の拡張工事が盛んな頃、航空会社では「整備マニュアルの電子化」が世界的規模で検討されていました。故あってこの事業のお手伝いをしていた私は、毎日のように開港前の空港に足を運んでいました。
ジャンボ機の整備のために必要とされるマニュアル類は当時マイクロフィルムで管理されていましたが、その数やなんと数十本に及んでいました。1本に最大で5000ページ入るマイクロフィルがです。その膨大な量のマニュアルを電子化してCD−ROMチェンジャーに収め検索性を高めようという試みです。
飛行機は世界を飛び交いますので、整備にあったては世界中の航空会社でCDへの書き込み様式などを統一しておかなければなりません。FIATA International Federation of Freight Forwarders Associations といわれる組織が音頭を取り、統一化のための会合を重ねており、私もいちどロンドンの英国航空(British Airways)での会合に参加させていただきました。そんな記憶がふと頭を過ぎった次第です。

“日航の記録は一企業の歴史を物語る記録にとどまらない。現代史の一部なのだ”と
「日航アーカイブズセンター」の伊藤さんが語られています。
松岡氏のこの連載レポートで『アーカイブズの新しい芽』が、企業で、大学で、協会で、
そして地方自治体で、芽吹いている事を改めて知ることができました。しかしまた、保存状態や諸外国での取り組み状況を知らされるにつけ、対処、対応のための残された時間の少なさをも突きつけられました。 盛り上がった気運が結実するように、当HPでも微力ながら誌面を借りての訴えを続けて行こうと思います。   松岡様、ありがとうございました。

 
【参考】
「文書管理通信」で過去に掲載した関連記事です。項目をクリックすればごご覧いただけます。
○『ビオネがー・シンドローム』〜おたくは大丈夫〜
プリザベーション・マネジメント(H19.12)
「デジタル時代のマイクロフィルムのポジショニング」
リファレンスアーカイブ “アナログ媒体による電子記録の保存と利用について”
デジタル情報クライシス
 
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レポート文責 : 「文書管理通信」編集室 中村
 
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